札幌Arch MSG & SONS / CHAMBRAY SHIRT - MADE IN USA着用回数5回未満サイズ...M定価...35,200円アメリカを象徴する”Mass Production”(大量生産の工業用製品)の文化から誕生したシャンブレー素材のワークシャツにフォーカスしています。アメリカでは大量生産を追求したことで、縫製の効率化と厚手の生地でも縫える強度、糸切れのしづらさを備えた「環縫い(チェーンステッチ)」が生み出され普及しました。そして、縫製技術の進化とともに1950年代後半以降のシャンブレーシャツには、3本針の環縫い仕様が多く見受けられるようになります。こういったものづくりの歴史を紐解いた結果、当時の縫製技術を用いることができる工場をアメリカ国内で探し当て、本来あるべき姿のアメリカ製シャンブレーシャツを作ろうという企画がスタート。様々な時代、スタイルのシャンブレーシャツを着丈やボタンホールのバランス、襟の形状、トリプルステッチの運針幅に至るまで細かく解析。一切の妥協をせずに試作を繰り返し、構想から約3年をかけて完成いたしました。肩、アームホール、脇にはトリプルステッチ、ポケットやヨークなどのパーツ部分にはダブルステッチを採用することで、洗いと着用を繰り返すうちにヴィンテージ同様のパッカリングが生まれてきます。また、襟と前立てにはあえてシャツ芯地を貼らないことで、ワークシャツ本来の良さを引き出しました。着丈についてはシャツインを想定した長めの設定にすることにより、ヴィンテージのシャンブレーシャツを着ているかのような感覚にこだわっています。素材は、米綿を使用した粗さのあるブルーシャンブレー生地を日本で選定しテストを行い、アメリカへ輸出して使用。特有のムラ感と粗野感が抜群の生地は、着用と洗濯を繰り返すことにより、ヴィンテージさながらの風合い変化していきます。