波MUZA　アシュケナージ(pf)　グルジンスキ指揮　ショパン：ピアノ協奏曲第２番　素晴らしき詩情！

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商品説明波MUZA L0017 アシュケナージ(pf)、グジンスキ指揮、ワルシャワ・フィルの演奏で、ショパン：ピアノ協奏曲第2番。10インチ・フラット・オリジナル。1955年第5回ショパン・コンクールでアシュケナージは第2位になります。1位でないことにミケランジェリが猛抗議したエピソードが残されていますが、本盤を聞けばそれも納得と思わせられます。アシュケナージは当時18歳、1895年生まれのポーランドの大御所グルジンスキの魔法のような伴奏とともに奇跡のような名演を残しました。若き才能は時折り信じ難い瞬間を残しますが、この2番はアシュケナージのベスト録音にして同曲ベストの一つと個人的には思っています。さて、第1楽章、オーケストラは楚々として素朴な美しさをもっていて、大仰なロマンをがなり立てるでもなく、ただショパンの音楽を迎え入れる土地を用意する。そこにアシュケナージのピアノがやってきます。最初は鋭く、しかしすぐに詩情を高めてゆく若き天才。なんて自然でしなやかな指の交差、音の編み込み。奏者の自我から生じる無理矢理のロマンではなく、この曲自体にすでに刻まれているものを響かせています。半透明に、半現実に、さっと消えてしまうような音の薄いメランコリー。ショパンの苦悩がその旋律から伝わってきます。これはもう完璧でしょう。第2楽章でのタッチの余韻の凄まじさ。掴みかけては消えてしまう幻のような、心を掻き立てるもどかしさ。ピアノが語り、語り損ねるその先に、目眩がするような一筋の道が見えてくる。ショパンの見た景色が見えてくるようで、胸が痛くなるほどでした。第3楽章は流れるようにやわらかに、心の浮き沈みを響き全体が表現しています。本当に奇跡のような名演なのです。大推薦。盤質：盤面浅傷少しくらいできれい。チリパチ少しくらいで溝状態良く、最初期プレスの素晴らしい音質が楽しめます。ほとんど美品～きわめて良好。ジャケ：共通ジャケ。【盤質評価】全面視聴してから出品しています。区分は以下のものを採用しておりますが、必要に応じて詳しく説明するようにしています。美品(Ｍ)：新品並みの状態。ほとんど美品(ＮＭ)：極浅い擦れや軽微な傷。きわめて良好(ＥＸ)：年相応の擦れや浅傷。ひどいものはなし。良好(ＶＧ)：擦れや傷などが目立つ。＊音溝が活きてなければ出しません。丁寧に梱包して送ります。またトラブルなどには誠実に対処いたしますのでよろしくお願いいたします。

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