イタリアのミラノに拠点がある、香水ブランド「アクア・ディ・パルマ」。1916年にパルマの男爵が作った香水店が前身で、長くクローズしていたものを、1993年にイタリアの財界人たちがライセンシーとして復活させたものです。ニッチ香水というくくりに入れられることもありますが、LVMH傘下で大々的に展開しているので、ニッチ風コマーシャル・ブランドといえます。こちらは、そんなアクア・ディ・パルマのフレグランス・ラインから、2019年委発売されたユニセックス香水です。「シグネチャーズ・オブ・ザ・サン」というシリーズ物の中の一品で、ほかにも「バニグリア」や「サンダーロ」、「サクラ」などいろいろあります。日本に正式に上陸したのが2017年ごろなので、それに合わせてなのか、日本的な名前の香水が結構あるのが特徴のシリーズです。「ユズ」の香りは、シトラス・フローラル・ムスキーの香調がベース。さっぱりとしたスタンダードなテイストにしあげられております。ユズ、ベルガモット、シセン・ペッパー、シトラルなどが、すがすがしいシトラス・ノートを香り立たせるトップから、ロータス、ミモザ、ヴァイオレット・リーブス、ジャスミン、リナロール、ゲラニオール、ベンジル・サリチレート、シナマルなどが、ウォータリーなフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。ラストはホワイト・ムスク、リコリス、サンダルウッドなどが、ソフトなムスキー・ウッディー・スウィートを香らせて、いやみのないセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。プロデュースは、このブランドの親会社で、ケンゾーやロエヴェなどの香水ラインもかかえているモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンです。ケンゾーの「ロー・パ・ケンゾー・プールオム」を真似たようなテイストですが、それよりはスタンダードなシトラス・フローラルで、このブランドらしい当たりさわりのなさをうかがえます。オー・ド・パルファン(EDP)ですが、とっても軽いので、使いやすいとはいえるでしょう。春夏のシーズンにマッチすると思います。ボトルやボックスは、シリーズで共通の画一デザイン。名前の表記が違うだけです。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。