Domaine Taupenot Merme18世紀よりそれぞれブドウ栽培農家であったサン・ロマン村のジャン・トプノとモレサンドニ村のドゥニーズ・メルムの婚姻により1963年に誕生したドメーヌです。現在7代目となる兄ロマンと妹ヴィルジニーの兄妹がモレサンドニ村を拠点にドメーヌの運営を行っています。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに跨り所有する13haの畑から20ものアペラシオンのワインを手掛け、特級畑クロ・デ・ランブレイを筆頭に平均樹齢35年以上の恵まれた区画を多く所有しています。認証は受けてはいませんが、2001年からビオロジックへ転換しています。手摘み収穫後、選果台にて選別され100％除梗。低温マセラシオンを9日間前後行い、ルモンタージュとピジャージュを組み合わせ、その年のベストな抽出加減を慎重に見極めています。発酵は全て天然酵母で清澄、ろ過は行いません。新樽比率は特級で最大50％。一級で30％、村名で25％程度に留めています。元々優れた畑を多く所有する老舗ドメーヌとして名を知られていますが、近年は自然なアプローチと細やかなチューニングにより、従来からのクラシカルなスタイルは踏襲しつつ、それぞれの畑のポテンシャルを一層引き出す事に成功しています。 Domaine Taupenot Merme Corton Rognet Grand Cru赤ワイン　750ml[ＡＯＣ］コルトン　特級畑[評　価］91-93点The 2016 Corton Rognet Grand Cru， which comes in with a modest 13.2% alcohol and unusually for the domaine， it was harvested after and not before the C・・te de Nuits. It has a very appealing bouquet with raspberry and wild strawberry fruit laced with wilted rose petals， the oak here seamlessly integrated. The palate is medium-bodied with very fine tannins， superb mineralit・・ and a crystalline finish that urges you back for another sip. What and outstanding Corton Rognet. This comes highly recommended.234， The Wine Advocate(30th Dec 2017)2016年のコルトン・ロニェ・グラン・クリュは、アルコール度数が13.2%と控えめで、ドメーヌとしては珍しいことですが、コート・ド・ニュイの前ではなく、後に収穫されました。ラズベリーと野生のイチゴの果実に、しおれたバラの花びらが混ざり合った非常に魅力的なブーケがあり、ここのオークはシームレスに統合されています。味わいはミディアムボディで、非常に細かいタンニン、見事なミネラリテ、そしてもう一口飲みたくなります。なんと傑出したコルトン・ロニェ。これは強くお勧めします。（直訳）[輸入元のコメント］醸造：手摘みで収穫し丁寧に選果。除・謂しステンレスタンクで3週間低温マセレーション後アルコール発酵。日に2、3回温度調整をしながら攪拌。新樽40％にて15～18ヶ月熟成。濃いルビー色。カシスやチェリーの赤い果実のアロマ。熟成に従いトリュフやなめし革のニュアンスも。調和が取れた味わいで長い余韻を伴います。